居着きのアジを狙え!ポイントはシェードを探すこと
そもそも『デイアジング』は一年中成立するものと言われています。
ただ、それが地域によって、いつでも釣れる、季節限定で釣れる、あるいはその年のアジの接岸状況によって違ってくるわけです。
どちらにしても実際に釣場に行ってみないとわからないので、そこで、チェックしてみるしかないわけです(^^)
そのチェック項目の中で、釣れるアジが、①回遊個体なのか?②その釣場に留まっている個体なのか?を見極めたいですね(^^)
今回は、②の居着きのアジを狙うことを考えてみたいと思います。
この記事の目次
キモはシェードを探して狙うこと
私も居着きのアジを狙うとなるとやはり、漁港内を一番に考えます。
この居着きのアジは大きく分けて、2ついます。
1、前の晩からそのまま居残っている個体
2、朝マズメの回遊で入ってきた個体
1も2もどちらにしても太陽が登ると、いわゆるシェードに隠れます(^^)
このシェードには、ほんとにたくさんのものがあります。漁港内であれば、波止場、岸壁、桟橋、係留されている船などの陰、もっと大きなものであれば、周囲が山に囲まれた場所であれば、その山の陰などがあります。
【プロの方からのアドバイス】
上記の人工構造物以外で考えられるシェードとして、『レンジの違いで発生するシェード』があります。
これは、ある一定の深さより下が暗くなることで、陰ができたのと同じ状態になって、そこにアジの群れが集まったりする場合が出てきます。
その他に狙うべきポイントとしては…
いわゆるストラクチャー(障害物)周りが考えられますね(^^)
私も漁港内をチェックして回る時には、海藻類とか、砂地の場所ではアマモが生えているところなどは特にチェックします。
私はまだほんとうにおいしい場面に出会したことはないですが、こういった海藻帯に日中大型のアジが潜んでいるなどもよく聞きますし、時には何の変哲もない砂地の底の漁港内に大型の尺アジが入ってきて、デイで狙えるなんてことも聞きます(^^)
ここで取り上げたポイントは全てチェックしてみたいところですね(^^)
デイゲームは太陽の日差しを常に考えて見極める
デイゲームでは、太陽の日差しが強くなる前が勝負とよく言われます。
ただ、それでも太陽の日差しの位置を見極めて、シェードのできる場所を把握できれば、十分に勝負はできます(^^)
①船の下のシェード
船とか桟橋の下にできるシェードは日中の王道ポイントになります(^^)
偏光グラスで陰を見て、群れがいることがわかることも多々あります。
群れがいれば、その側をリグをそおっと落としてみて、反応を見ましょう。食い気があれば、食ってくると思います。
②山があれば、位置関係によってはできるシェード
釣場の周りに山があれば、その山との位置関係によって、陰ができてシェードが生まれます。漁港などによく出来ます。
漁港などでは、手前の敷石のブレイクなどの小さな地形変化を探ってみましょう(^^)
③レンジでの縦の明暗
ある程度の水深のあるポイントで、太陽が完全に上がった時間帯だと、底が見えない水深などはアジがいる可能性が高くなります(^^)
釣れるサイズも明暗が暗くなる(ボトムに近づくにつれて)大きくなります。
リグを2〜3m落としたところで、シェイクとフォールを混ぜて探ってみましょう(^^)
デイゲームの釣り方の手順
①デイアジングの狙い方
最近のライトゲームの人気で中々人気、実績ポイントに入れないことが多いとは思います。
そんな時はあまりシビアに考えないで、とりあえず、ポイントにいろいろと行ってみて竿を出してみるところから始めるといいと思います(^^)
魚が多くて活性が高い時は、広い範囲でで釣れるのがデイアジングです(^^)
頭に入れておいた方がいいことは、潮の動きやシェード、時間によって変化する要素がキーポイントになることが多々あります。反応がなければ、長時間粘らず、ランガンしながら、または時間帯を変えてみるなどして狙ってみるといいと思います(^^)
②ロッドアクション
まずは、ロッドの先をチョンチョンと軽く2〜3回シェイク(上下)させて、その後は緩くラインテンションを保ちながら、ロッドを動かさずにリグをフォールさせてアタリを待ちましょう(^^)
水深のあるポイントだと、逆にリグをほぼ動かさずに水平を保ったままで、ボトムに向けてフォールさせるのもいいと思います。
ある程度、様々なレンジを探って、反応がなければ、ポイント移動しましょう(^^)
③ワームのカラーローテーション
デイゲームでのワーム選択は、まずは、ラメなどの入ったクリアー系、そして白やチャートなどのソリッド系をカラーローテーションして探ります。
まずは、クリアー系とソリッド系をメインにどちらに反応があるかを見極めます。どちらにも反応がある場合もありますし、どちらかにしか反応がない場合もあります。いかに早くパターンを見つけることができるかが勝負の分かれ目になります(^^)
私はデイゲームだと、ワームのサイズは割と目立つ長いものを中心に選択することが多いです。
④使うロッドの選択
激しいロッドアクションをしないので、私の場合は5フィート台のロッドをメインにします。
近場にアジの気配を感じることができない場合には、フロートなどで遠投して探ります。その場合は少し長めの6フィート台のロッドを使います(^^)