【秋エギング基礎講座】デイエギングを制してライバルに差をつけよう!
9月も後半に入ってますが、全国的にも暑さが続いていますね^^;
今年(2022年)は、例年にも増して気温が高くて海水温も高いことから、新子のイカたちの成育が早くて、しかも数も多くて当たり年と言われています(^^)
そこでもう一度、『秋エギング』をしっかりと復習してみようと思います(^^)
エギの選択、秋イカの狙い方、釣りをするエリアの選択、そして日中と夜間それぞれの釣り方などを考えてみます。
警戒心の薄れる夜間の方が釣りやすいのですが、日中にいかに多くのアオリイカを釣ることができるかどうかで、他のエギンガー、ライバルに対してもアドバンテージを取ることができます
この記事の目次
秋エギングでのエギの選択はどの様にしたらいいか?
秋イカは春の産卵の卵から羽化した新子のイカたちがターゲットになりますので、当然イカのサイズが小さくなりますので使うエギも小さくなります。
私は秋イカシーズン突入と同時に3.0号のエギでスタートして、状況に応じて2.5号を使ったり、シーズンが進んでイカが大きくなってくると3.5号を使ったりしています。
夜の釣りは実際に見えないので、頭の中でイメージをしながらの釣りになりますが、日中の釣りは見ながら釣りができるので、エギの視認性が大変重要になりますので、私はピンクやオレンジのを中心にして釣りをすることが多いです。
ピンクやオレンジでスタートして、反応がなければ、カラーも地味なカラーに変えていきます。
過去のブログで、エギのカラーチェンジの基本的な考え方という内容で書いていますので、参考にしてみて下さい(^^)
エギの種類もたくそんありまして、エギの下地のカラー、背中のカラー、エギのサイズ、ラトルの有無など様々です。
その時その時で、どのカラーが反応がいいのか?ラトルがあった方がいいのか?ない方がいいのか?など様々ですので、まずはその時のイカの反応をしっかりと観察して、細かくエギをチェンジして釣りをすることがとても重要になります(^^)
秋イカの狙い方はどうしたらいいか?
秋イカで最も釣果を伸ばすにはやはり、ランガンして、とにかく高活性なイカから釣っていくことだと思います(^^)
私がいつも気にすることは、イカが隠れやすいところをとにかく見つけて、キャストを繰り返して、イカがいるかどうかを確認していくことです。
長年通っているポイントはある程度、地形がわかっているので、頭の中でイメージしやすいですが、初めてのポイントでは、特にシャローエリアで、シモリ(障害物)があるところやワンドであれば、イカの餌となる小魚などが溜まりやすいところなどを狙います。
最近はサーフ(砂浜)は狙い目と思っていまして、ランガンしていて砂浜があって、黒く見えるところ(シモリがある)があれば、必ず探っています(^^)
この秋シーズンのイカは、非常に好奇心旺盛で、エギの早い動きにも反応してどんどんエギにアタックしてきますので、ロッドアクションも割とダートの横の動きを使うことが私の場合は多いです。
あとは反応を見て、縦の動き(シャクリ)も組み合わせて狙っていきます。
シーズンも後半になって、イカも大きくなってくると、イカも頭が良くなって(よくイカが擦れてくるなどと表現されることもあります)、この頃になると個体数も減ってきて、エギの早い動きに反応することが少なくなってきて、警戒心も高くなって、ほぼボトム(底付近)にいることが多くなって、エギのアクションもスローな動きの方が反応しやすくなります。
釣りをするエリア選択はどうする?
秋シーズンインするとまずは、漁港周りが基本になります。
漁港の船が通る航路が第一の狙い目で、それは航路は船が通るので深く掘れていて、深場からのかけ上がりがあって、地形の変化があるためにイカが付きやすいんです。
二つ目の狙い目は、潮通しの良い堤防の先端付近で、ここは必ず狙うようにしたいですね(^^)
それから、漁港内の船が係留されているロープ回りや船の上げ下ろしをするスロープなども狙ってみるといいと思います(^^)
ただし、係留ロープなどを狙う場合は、船にエギをぶつけたり、ロープにエギを引っかけない様に最新の注意をして行って下さい。
秋エギングで必ず、やらないといけない鉄則があります
秋エギングでは、とにかく数を釣ることができますので、少しでもたくさんのイカをゲットするためにしないといけないことがあります。
『手前から探っていって、順々に沖を攻めていくこと』
堤防に着いて、いきなりフルキャストしたい気持ちはわかります。ですが、いきなり遠投して沖でアオリイカを掛けて手前に寄せてきている時、アオリイカは当然ながら墨を吐きながら寄ってきます。
そうすると、例えば手前にアオリイカがいた場合、どうなるでしょうか?
当然、その墨によってアオリイカは警戒してしまい、その後は手前のアオリイカを釣ることはほぼ不可能になってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
答えは、簡単で手前から順々に釣りをするんです(^^)
そうすると、墨で他のアオリイカに警戒心を抱かさない様に釣ることができます。
手前から探って、アタリがなかったら順々に遠投距離を伸ばして、広範囲に探ることがキモになります(^^)
上の図の①→②→③の順に手前から沖に釣りをしましょう!
日中の釣りでは、イカの反応を見ながら臨機応変な対応をすることが大事です
日中の釣りは前述の通りランガンしながら、高活性なイカを優先的に釣り歩くことが、最終的に釣果の数を増やすことができます。
1箇所で粘らずにどんどんとランガンしていきましょう(^^)
それから、秋の日中は見えイカがいることも多々あります。
沖にキャストして、ロッドアクションをして誘うと、手前まで付いてくるイカが見えることもあります。
ここで大事なポイントがあります
手前まで付いてきたイカの反応が2パターンあります。
①手前までついてきて、最終的に少し距離をおいて、エギをじっと見ている場合
この場合は、エギをアクションさせてはいけません。じっと、エギの動きを止めることがキモになります。
イカはエギを抱こうか、どうしようかと悩んでいます。少しそのまま動かさないで待ちましょう(^^)
②手前までついてきて、その後そのまま後ろに下がっていってる場合
この場合は、イカがエギを見切り始めたということなので、エギをアクションさせましょう。
その場で軽くダートさせたり、リールのベールを起こして、ラインを出して少しフリーフォールさせたりして、イカのスイッチを入れてあげることがキモになります(^^)
エギのローテーションは大事です
エギのローテーションには、カラーのローテーションとサイズのローテーションがあります。
様々なロッドアクションで誘いをかけて、反応がない場合には、カラーをチェンジすることでエギのアクションが悪かったのか?またはエギのカラーが悪かったのかが確認できます。
その時その時で、反応のいいカラーというのは当然ありますし、それをいち早く見つけることができれば、釣果アップに直結します。
エギのサイズローテーションも例えば、沖から手前までイカがついてきた時に反応はあるのにエギを抱かないなどの場面で、同じカラーでサイズを下げてみる(3.0号→2.5号などに)と、エギが小さくなると、当然軽くなりますので、沈む速度が遅くなりますので、イカに長くエギを見せることもできますし、イカがエギを抱く時間を長く取ることもできるわけです(^^)
どちらにしましても、エギングはエギが見えていないことが多いですので、頭の中でエギがどの様に動いているかをイメージしながら、アクションさせたり、エギのローテーションをしながら、ロッドから伝わる情報(イカのアタリ、潮の変化など)をいかに釣果に結びつけることができるかです(^^)
共に頑張りましょう(^^)