【プロから学ぶアジング】マズメの『でかアジ』を逃すな
一年間を通して、海水温が最も低くなる時期に沿岸に『でかアジ』が回ってくることはよく知られています。
ただその他の時期でも『でかアジ』が狙える期待を持てるのが、所謂マズメ、特に夕マズメはその中でも期待を持てます(^^)
ただこのチャンスタイムは短いんです^^;
まず、頭に入れておかないといけないことが、エサとなる小魚が沖から回遊してくる、そのタイミングに合わせて、アジが回ってくるということです。
冬に大して、春のでかアジは戦略的にはポイントの絞り込みが難しい反面、その釣れる時合いはほぼ、夕マズメに集中することが多くなります。
ここでプロの方がお話されることの中で、『春の夕マズメ』の捉え方として、日没前の薄暗い時間帯よりもあたりを暗闇が覆い出した頃をイメージするといいとのこと。
更に、春には北西風に悩まされることが多く、ただこの北西風がないとベイトの接岸が期待できないという事実もあるとのこと。
この記事の目次
マズメは表層から攻めろ
マズメのでかアジは、捕食タイムがバラバラで短い時間で終わることもあれば、一時間近く続くこともあるため、とにかく予測しづらく、時合いになったら、ひたすら効率よく釣りをする必要があります。
①まずは、ただ巻きで、巻く速度を変えてやってみる
例えば、一秒間でハンドル一回転で巻いてみる。
そして次には更にもっとゆっくりと巻いてみる。
このどちらかで食ってくれば、その日のアジの食いのパターンがある程度わかってくると思います(^^)
上記の2つの巻きで食ってこなければ、次はフォール主体の釣りに移行させていって、狙うレンジを表層から少しずつ沈めて探っていけばいいということになります(^^)
マズメは、より大きなワームで広範囲を攻めよう
でかアジを狙う上でよく言われることで、おすすめポイントが、深く切れ込んだワンドになっている漁港とか、河口(川の水が流れ込んでいる)沿いの一番奥とかです。
ワンドの漁港などは、エサとなるプランクトンが溜まりやすいとか、河口沿いなどは川からプランクトンが流れてきて同じく溜まりやすいなどの要因があると思われるからです(^^)
この様なポイントを攻めるには、少し大きめのワーム、通常2インチを使っているのであれば、あえて3インチを基準にしてもいいのではないかと思います。
当然に大きなワームはウエイトがあるので、飛距離が出ます。広範囲にアプローチができるわけです(^^)
レンジキープのただ巻きから少しアクションを加える
レンジキープさせながらの巻きは以前にもお話しました通り、ロッドの動かし方がキモになります。
表層では前述の2つのただ巻きから始めて、少しずつレンジを下げていくわけですが、同じレンジをワームが移動させる様にロッド操作をします。
あまり大きなロッド操作、大きく動かすのはNGです。
例えば、ロッドを立てた状態で、シェイク(振動)、小刻みにブルブルと振動させて、その後ロッドアクションを止めて、食わせの間を作るなど、レンジキープさせながら、やってみましょう(^^)
でかアジを釣るために使うラインの号数を変えてみる
軽量ジグ単(1g以下)で、でかアジを狙う時、細すぎるラインはNGと言われています。
それは、マズメでの釣りになるために暗い中でどうしても手感度に頼って、アタリを取りますので、太めの号数のラインの方が感度が高くなるからです(^^)
更に、太い号数のラインの方がリグをゆっくり沈めることができて、アジにしっかりアピールさせて、食わせの間を与えることができるというメリットが出ます(^^)
夕マズメは、周りも暗くて、ラインも見えにくいので注意が必要になります。
更に強い風が吹くこともありますので、そんな時には対策として、ラインは張り気味にしておくことがキモになります(^^)
とにかく、手感度を高めることが大切になりますので、そのためのタックル選びも釣果に差が出る大きな要因になりそうです(^^)
時間帯、狙うアジのサイズに合ったタックルをチョイスして、でかアジを釣り上げましょう(^^)
私も頑張りますよー(^^)