爆釣!秋エギングの攻め方!
私が住む瀬戸内海では、アオリイカが釣れる時期が大きく分けて、2つあります。
1つは、産卵に伴う春(4〜6月位)の大型狙いの時期と新しい個体(新子)の数釣りができる秋(9〜12月初頭)のこの2つの時期になります。
春の大型を狙うには、私も山陰側(島根県、山口県)に釣行することが多いですが、秋はホームグラウンドの(広島県)江田島市、呉市倉橋町、鹿島町、蒲刈町など、割と近場でもある程度の釣果を得ることができます。
秋エギングの魅力は、新子サイズの好奇心旺盛な小イカたちが果敢にエギにアタックしてくる姿を見ながら釣りができるということです(^^)
その姿を見ていると、実にかわいいんです(^^)
見ながら釣りができるというのは中々ないことで、イカの反応を見ながら、ロッドを動かして誘うという一連のやり取りが、自分のレベルを上げてくれます(^^)
そこで、今回は、秋エギングで、私が考えていること、実際にやっていることをご紹介したいと思います。
この記事の目次
まずは、アオリイカの特性を知りましょう!
例えば、マグロ、ブリ、ハマチなどは、餌である小魚を追いかけ回して、食べます。
それに対して、アオリイカは、障害物などに身を潜めて、目の前を通る小魚を食べるという特性があります。
釣りをするポイント選びは、どうすればいいか?
先程、ご説明しましたアオリイカの特性通り、障害物(ストラクチャー)、例えば、沈み根、漁港内の船を止めているロープの蔭とかにアオリイカが付いている可能性がありますので、まずはその辺りから狙ってみればいいと思います(^^)
秋のエギングでは、一箇所で粘るのではなく、イカの当たりがなければ、次々とポイントを移動することが大事です(^^)よく言われるランガンです。
釣場に着いて、まず考えることは何?
みなさん、上記の図で釣りをスタートする時、①②③のどの順番で始めますか?
釣場に着いて、すぐにフルキャストしたい気持ちはわかります(^^)
でも、答えは、①→②→③の順番です。
では、それは何故か?わかりますか?
例えば、③の場所で最初にイカをかけた場合、リールを巻きながら手前に寄せて来ている時に、②と①の場所にイカがいたら、イカは墨を吐きますので、吐きながら手前に寄せてくると、警戒して、②と①にいるイカは散ってしまいます。
②と①で、釣れる可能性を失くしてしまいます。
これは凄く、重要なことですので、覚えておいて下さい(^^)
エギングで、是非使って欲しいものがあります!
秋シーズンのアオリイカは、所謂、新子で、生まれて間がない個体がほとんどです。
しかも、この時期のアオリイカは、積極的に餌を食べます。一日に体重の60%の量を食べると言われていますので、一週間ごとにかなりの成長スピードで大きくなっていきます(^^)
更に、好奇心も旺盛で、エギに積極的にアタックして来ます(^^)
ここで、お聞きします!みなさん、偏光グラスをかけて釣りされてますか?
これは凄く、重要なものです(^^)
日中の紫外線から目を守ることもできますし、あともう一つは、水面の反射光を遮断して、海の中にある沈み根とかのストラクチャーをはっきりと確認することができます(^^)
当然、魚もはっきりと見えますので、釣りをする上で有利になります。
偏光グラスを使われていない方は、是非とも使って下さい。
秋のエギングでのロッドの動かし方は?
秋のエギングでの新子のイカ達は、好奇心旺盛で、食いしん坊だから、エギのアクションもちょっと、派手に大きい動きの方がアピールできると思います。
昨今のエギング人気に伴って、釣場に入ってもたくさんの釣り人がいると思います。
実は、イカはかなり視力がいいと言われております。
このことは、逆に新子のイカ達も、生まれてから、たくさんのエギの色等を見て学習して、だんだん大きくなるにつれて、知恵をつけて、簡単に釣れなくなっていきます。
ですから、エギのアクションも単調にならない様に工夫をして、アオリイカと戦いましょうー(^^)
実際のエギのアクションを何個か、ご紹介します!
ロッドの動かし方には何個かあります。
シャクリ、2段シャクリ、ダート、ジャーク、ショートピッチジャーク、スラックジャークなどです。
一段シャクリ | キャスト後にエギが着底したら、ラインのたるみを巻いて、ラインをピンと張り、そこから、ロッドを一気に振り上げます。 すると、エギは真上に跳ね上がります。 |
二段シャクリ | シャクリの応用で、最初のシャクリは手首を返す感じで軽く行い、そのまま勢いを付けて、腕を真上に振り上げます。 この2回のシャクリによって、エギは、かなり大きく跳ね上がり、アオリイカの目に届く程のアピールになるわけです。 |
ダート | 私も多用するロッドアクションなのですが、上図の右上の様に、横幅広く、左右にゆっくりとエギが動くアクションです。 ダートの動きをさせるには、上図の左側の様に、ロッド幅を大きく、下から上に動かす。そして、同じ速度で、上から下の下す。この下から上に、上から下に動かす間に、リールを1回巻きます。 |
ショートピッチジャーク | 上図の左上の様に、ロッドの振り幅は狭く、小さく小刻みに動かすイメージです。 動かし方とリールを巻く動作はダートと同じです。 |
スラックジャーク | スラックとは、ラインのたるみですので、とにかく、リールを巻かないこと。ラインがたるんだ状態で、シャクリ上げればいいです。軽い動作で何回もすると、エギが跳ね上がる動きが不規則になって、アピールできます。 リールを巻くと、エギは手前に近ずいてきますが、このスラックジャークは、リールを巻きませんので、エギが手前に近ずきにくく、沖側で、ねちねちとイカにアピールし続けることができます。 |
ジャーク | エギをキャスト後、着底させて、その状態で、リールは巻かずに、ロッドを下から上に軽く、何度か振り上げる。 すると、エギは、その位置で不規則な方向にピョーんと跳ね上がります。 |
あとは、これらのロッドアクションを自分なりに組み合わせてやってみて、その日ごとに、イカの反応がいい動きを毎回見つけて、その動きでイカを仕留めればいいのです(^^)
それから、1つ大事なことは、イカがエギを抱いてくる間を与えることです。時には、エギの動きを止めたり、上図の様に、カーブフォール(ラインのたるみを取ってラインを張った状態で、エギを沈める)させたりしてみて下さい(^^)
最後に、私の行っていることですが、沖に遠投して、ロッドアクションさせている時、エギの動きを、頭の中でイメージさせながら、ロッドアクションを組み合わせていくことです(^^)
とにかく、ワンパターンにならない様にすることが大切です。
みなさん、頑張って釣りましょう!
私も頑張って、あのイカの引きを味わいまーす(^^)