
がまかつ『宵姫 爽』このロッドは廉価版ロッドではない!
今回ご紹介しますのは、2021年発売のがまかつさんのアジングロッド、宵姫爽です。
実は私は、これまでの人生の中で、がまかつさんのロッドを買ったことが一度もなかったんです^^;
ですので、今回初めて買いました(^^)
これまでのがまかつさんのアジングロッドの印象は、いい商品なんだろうけど、高いイメージでした。
定価もどちらかと言えば、高めの設定でしたし、所謂廉価版とかの安いロッドもありませんでしたし、ここ大事なんですけど、ダイワさん、シマノさんのロッドと比べて、釣具屋さんでのセール時でも割引率が低くて、良くても10%しかなかったんです。
ダイワさんとシマノさんは商品によっては、40%の割引がありましたので、この違いは、正直大きかったんです。
では何故、今回初めて、がまかつさんのロッドを買ったのか?
それは、行きつけの魔界のもう15年以上の付き合いの信頼している店長さんに勧められました(^^;)
宵姫シリーズで3つ目のランクで言えば、廉価版で、2万円台前半にして、まさかの性能と言える位、コストパフォーマンスに優れているとのことでいたので、試してみようかなと思いました(^^)
その特徴は大きく分けて、3つあります。
①まずは普通に使って、凄い感度
これは、各メーカーさん、各商品で個性が出ると、何かしらの違いが出ると言われます。
その違いというのはある意味、独自の特徴なのかもしれませんし、価格が上がるにつれて、その特徴は顕著に出ることがあるかもしれません。
よくメーカーさんの開発者の方が、こういう使い方をして欲しいとか、使うに当たって特別な感覚があるとか、このロッドはこうやって使ったら性能が引き出せるとか、特に上位機種になればなる程に言われることを聞くことがありますが、私にはそこまでの経験値も技術もないですし、そのレベルではないのですが、この宵姫爽は全くそんなことを気にせず、普通に使って、感度も抜群です。その理由があるのです(^^)
所有しているシマノさんのSSアジングとはまた感度の出方も違う様に感じました。
②価格と感度の高さが反比例してます
一言で言うと、価格は2万円台でアジングロッドの中ではお安い部類になると思うのですが、感度は抜群だと個人的には思います。
③ガイドはまさかのチタン
ガイドがチタンになれば、当然にロッドは軽くなりますし、感度も良くなるわけです。
他メーカーの同額近辺のロッドと比べてみて下さい。この価格でガイドがチタンは中々ないです。
当然、高価なロッドを買えば、もっといいのかもしれませんが、私はまだ、いわゆるハイエンドモデルは使ったことがないので、今の経験値では最高なものだと思います(^^)
強いて不満を言えば、商品の保証書が付属しないこと、そして、がまかつさんの商品値引きが少ないこと位ですかね(^^) それ以外では、特に不満はありません。
私個人の意見ですけど、この宵姫爽は、これからアジングを始める人用の、初心者用のロッドではなくて、決して、廉価版のロッドではないと思います(^^)
私もそうですが、いい道具は足りない技術をある程度、補ってくれますから(^^;)
では、詳しくご紹介していきます(^^)
この記事の目次
宵姫 爽のコンセプトは?


がまかつさんのアジングロッドのシリーズである、宵姫の最高級の天、続いての華についで、位置付け的にはベーシックというか、エントリー的な価格帯であるのですが、実はこれが大きな落とし穴なんです(^^)
がまかつさんの紹介文では…
アジやメバルを始めライトゲームカテゴリーのベーシックな機能を追求したシリーズが誕生しました。
チタンフレームSIC-Sリングガイドと小口径セッティングによる軽量化での操作性UPと、シンプルデザインによる感度性能に磨きをかけたモデルです。
豊富なラインナップで様々な釣り方やリグに対応します。と…。

宵姫 爽のラインナップは全てで5種類です。
①S53FL-ソリッド
②S58FL-ソリッド
③S63UL-ソリッド
④S73L-ソリッド
⑤S78M-ソリッド
今回私が選んだのが、S63UL-ソリッドです。
ほんとうは、S58が欲しかったのですが、欠品でお店に在庫がありましたS63にしました。
個人的には初めて、長めのレングスを使います。

個人的にショートタイプが好きで、足場の高くない漁港周りとか、軽量ジグヘッドを中心とした釣りが中心になりますので、シマノさんのソアレSSアジングのS58を愛用していることもありますので、その違いを体感してみたかったのですが(^^;)
私の選んだ、S63ULは、1g前後のジグヘッド中心で、ある程度の足場の高さにも対応できるし、ショートタイプよりもややロッドパワーと張りがあるので、私の使い方のバリエーションも増えるかな?と思いまして、決断して購入してみました。
宵姫 爽の価格帯はどの位か?
全5種類のラインナップの価格帯は、21500〜25000円と、かなりリーズナブルになっております。
私の購入した、S63ULは、22500円です(^^)
なぜ、廉価版のロッドではないのか?
まずは、この価格帯ではありえないのですが、ガイドが、FUJI製のチタンフレームのSIC-Sであることです。
ちなみに、愛用のソアレSSアジングのS58は、価格24500円で、ステンレスフレームです。
チタンになりますと、当然に耐久性は上がりますし、軽量化されますので、感度(手感度)が上がります。

その他は、リールシートのカッコ良さとグリップエンドの小ささですかね。


当然、リールを付けてからのバランスもしっかりと取れてます(^^)

これは凄く重要なんです(^^)
上図の様に、指一本でバランスが取れます。
ここまではいいんです(^^)
問題は、実際に使ってみて、どうなのか?ですよね(^^)
いざ実釣してみると、どうなのか?
S63UL-ソリッドは、対応ルアーウエイトが、0.1~4gですので、ジグヘッドの0.5g、1.0g、1.5g、2.0g、2.5g、3.0gとそれぞれをキャストしてみますと、普通にキャストできますし、飛距離も特に問題はありません。
キャストしてますと、ほんとうに振り抜けの良さを感じます。
それは、チタンガイドで軽量化されて、更にSIC-Sという大口径ガイドがもたらす恩恵ではないかと思います。
実に、キャストしていて、気持ちがいいんです(^^)
ガイドが軽量化されて、宵姫シリーズの特徴であるリールシート回りの軽量化により、手感度が上がっているので、キャスト後に、ジグヘッドを操作している時にも、何かしらのアタリを非常に感じることができます。
がまかつさんのテスターの方の紹介を見ると、宵姫シリーズの天、華に比べて、価格を抑えて、いろいろなものをそぎ落として、操作性、感度であるアタリをとにかく感じることができる様に開発したとのことでした。
安かろう悪かろうではないということをしっかりと感じることができます(^^)
まだ、一度の釣行でのレビューですので、更なる釣行でよりロッドのカーボンも馴染んでくると思いますので、愛用しています他のロッドも含めて、これからどんどんと釣行していって、ロッドの良さを味わっていきたいと思います。
2021年になっての各メーカーさんの傾向が出てきました!
2021年になって、特にアジングロッドに関して、低価格帯で、新製品を出されていますね(^^)
例えば、オリンピックのコルトUXなどは、価格が破格の1万円台ですし、メジャークラフトさんだと、鯵道5Gという名前で、最近各メーカーさんが使われています、㈱東レさんの素材、T1100Gカーボンを使用されたモデルを発売されています。
実は、今回もこのメジャークラフトさんの鯵道5Gと宵姫爽のどちらにしようかを迷った経緯がありました(^^;)
宵姫爽も当初、馴染の魔界にもなくて、鯵道5Gにしようと思っていた時に、偶然入荷してきたんです。
S53FL、S63UL、S73L、この3モデルのみの入荷で、S63ULに決めました。
やはり、低価格のコルトUXなどは欠品が続いてますし、ただ、コルトUXに比べると、1万円くらいは高くなってしまいますが、ガイドもチタンになりますし、今ならまだ、入手可能?であれば、宵姫爽を購入してみるのもいいのではないでしょうか?
まーあくまでも私個人の意見ですけど(^^)
宵姫爽は、いいロッドであることには違いないと思います(^^)
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