もう一度 冷静に 『エギング』を考えてみました!
7年振りの春アオリ狙いで、山陰遠征の予定の間近になって、コロナ再燃のため県を跨ぐ移動自粛要請が出てしまいました。
腐っても仕方ないので、ここであえて、もう一度、『エギング』について考えてみようと思います(^^)
初めて、エギングを始めた頃の想い、全く釣れなくて、いろいろと勉強してた頃の初心に戻って、知識、常識を自分に再認識させたいと思います(^^)
みなさんの何かの参考になることが、一つでもあったら幸いです(^^)
この記事の目次
アオリイカの生態についてです!
ジンドウイカ科に分類されるアオリイカは、一年でその生涯を終えます。
春に産卵を行い浅場の海藻に卵を産みつけると、その後に親のアオリイカは一年の寿命を全うします。
つまり、アオリイカの寿命は一年なんです。
生まれた子イカは、最初はプランクトンや甲殻類の幼生をエサとして、少しずつ大きくなって、遊泳力がついてくると、行動範囲を広げて、小魚などを主に捕食する様になります。
夏の終わりには、胴長10cmほどに成長して、この頃から、一日に体重の6割ものエサを食べて、どんどんと大きくなっていきます。
秋の始めの9月以降には胴長10〜15cmになって、エギで釣れるサイズになります(^^)
秋イカはそのまま、浅場でエサを食べて回遊を続けながら、秋の終わりには大きいものは、胴長30cm、キロオーバーになったりします(^^)
アオリイカの特徴で、不思議に思われることがあります。
色覚についてです。
視力は凄く良くて、一説では視力0.6はあるとされています。
しかし、色の識別ができないとされているんです。
つまり、色盲なんです。
よく特定の色のエギがよく釣れるとか、そんな話がありますが。もしかしたら、アオリイカは、色というよりもエギカラーの明度やコントラストなどで、エギの存在を知るのかもしれません(^^)
またアオリイカは、天敵の大型魚から身を守るために、自分の体の色を瞬時に変化させることも得意です(^^)
エサを捕食する時は、エンペラーと呼ばれるヒレの部分を使って、ホバーリングしながら射程距離を縮めていきます。
つまり足の方から近づいていくわけですが、大型魚から逃げる際には、ロウトと呼ばれる噴射口から、海水を噴射し頭をさきにして猛スピードで逃げることもできます(^^)
ただ、魚の様にいつまでも速く泳げるわけではないので、敵に近づかれたら、スミを吐いて、目をくらまして逃げることもあります。
釣り上げた時に、スミをかけられない様に気をつけましょう(^^)
アオリイカは、どんなところにいるのでしょうか?
アオリイカがいるポイントとしての要素が3つあります。
海藻、岩礁帯、潮通しの3つです。
3つ揃っていれば、言うことないですが、一つでも二つでも揃っていれば、狙ってみる価値はあると思います(^^)
狙える場所もたくさんあります。
島しょ部、小磯、漁港、堤防、沖堤、ゴロタ浜など、積極的に歩き回ってみましょう!
アオリイカを狙うベストタイムは、いつですか?
基本的にアオリイカは、1日を通して釣ることができます。
一日中釣れると言っても、やはり時間帯による時合いがあります。
キーポイントは、「マズメ時合いを狙おう」です!
① 朝マズメとは、日の出前の薄明かりの時間帯を指します。
② 夕マズメは、日の入り後の薄暮の時間帯です。
いずれの場合も、水中光量が少ないながらもエギの存在がわかりやすく、警戒心を解いたアオリイカが活発にエギにアタックしてきます(^^)
また、もう一つの大きな理由が、マズメの時間帯は水中光量が少ないため、プランクトンが表層に集まってきます。
そのプランクトンをエサとする小魚も表層に集まって、フィッシュイーターであるアオリイカも活性が高まるわけです(^^)
よく言われることに、特に大型のアオリイカほど、強い日差しを嫌いますので、夜以外で、この大型アオリイカを狙うなら、マズメの時間帯は外せません。
デイゲームとナイトゲームの違いは、何ですか?
まずと言いますか、アオリイカのみならず、基本的にイカ類は夜行性です(^^)
そのために本来は夜に釣る方が何かと有利になります。
日中はボトム(海底)付近に潜んでいた大型アオリイカも表層近くに浮いてくることがありますし、エギに対する警戒心も薄れるますので、日中以上に釣果が上がります(^^)
それでも、日中の釣りが盛んなのは、釣りやすいからにほかなりません(^^)
特に、秋の小イカなどは好奇心旺盛で、ガンガンとエギにアタックしてきますので、足下まで、チェイスが見えます(^^)
ただ、秋でも段々とイカが大きくなると、頭も良くなって、スレてきますので、日中から夜に釣果がシフトされることはあります。
潮の動きがアオリイカの動きに左右する?
アオリイカは、大きく移動する時は潮に乗って回遊すると言われています。
この潮が、所謂、潮の本流になります。
この潮は全体に動いていますが、その中に本流筋と呼ばれる、流れの速い筋があります。
この潮がアオリイカの行動を左右する潮で、ここを狙えば、日中でも表層で良型のアオリイカが釣れることがあります(^^)
初めて探るポイントに来た時などは、地形を見て、この潮の本流が当たるエリアに絞ってやることもいいと思います(^^)
この潮の本流に当たったエリアの裏側に発生するのが、転流(反転流)です。
この反転流は、本流に周囲の流れが引かれて起こるもので、本流とは逆方向に流れたり、渦を巻いたりするところです。
この反転流は、釣りをする上で大事なポイントです。
私のする投げ釣りで、カレイの居場所を探す時に、この反転流の場所を探します(^^)
また、私はやったことがないですが、サーフでヒラメを狙う時なども、この反転流の場所を探します。
アオリイカは、この反転流の場所をエサ場とするみたいです(^^)
この転流の中に身を留めていることが多いんです。
潮の当たりのよいところほど、転流傾向が明確になって、アオリイカの着きもいいみたいですよ(^^)
満潮と干潮ではどちらが釣れるのか?
満潮と干潮、どちらが釣れるか? これはよく話題になりますよね(^^)
実はこれはもう、答えが出てます(^^)
つまり、満潮と干潮と、どちらがよいとは言い切れないということです(^^)
各場所で違うので、ケースバイケースだということです(^^)
満潮の時のメリットは、潮位が高いので、足下までアオリイカが寄ってくる可能性が出ます。
更に、干潮時に水深が浅くて釣りにならなかった場所も潮位が上がることでポイントになります。
逆にデメリットは、足場が後退するために、沖の深場まで、キャストしても届かなくなることです。
干潮時には、これが全く逆になります。
つまり、この条件がわかっていれぼ、自分の攻めようとするポイントが、満潮と干潮と、どちらの時に釣りやすいなどがわかると思います(^^)
ただ実際には、潮位の高さよりも、潮が動いているかどうかの方が重要とされています。
つまり、潮が速いエリアでは、潮が緩んで動く時に狙う方が可能性が上がりますし、潮が遅いエリアでは、少しでも潮がよく動く時間帯に狙うことが大事になると思います(^^)
アオリイカは濁り潮を嫌う?
潮の動き、方向、如何によると、濁りを引き連れてくる潮があります。
ひと昔は、河口エリアでしたけど、今はいろんな場所でも、よく見られる状況があります。
こういった場所は、元々アオリイカのポイントには向かなかったのですが、最近は、地球温暖化によって、アオリイカの生息地域も広がってきています(^^)
ただし、アオリイカは視覚を頼りにエギの存在を知りますので、濁りが入ると釣果は悪くなる可能性が高くなることは覚悟しておいた方がいいと思います(^^)
今回の総括です!
今回は、アオリイカの生態についての説明になってしまいましたね^^;
何か、参考になったことはありましたか?(^^)
知ってらっしゃる方は、なんだーって思われるかもしれません^^;
もし、これは知らんかったなぁーって思われることが一つでもあったら、幸いです(^^)
私も改めて復習しましたので、実釣に活かして行きたいと思います(^^)
しかし、コロナがぶり返してきました(-。-; 私の山陰遠征は、いつ行けるのでしょうか?(-。-;
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