改めて…22イグジストの凄さとは何かを考えてみる
2023年の新商品として、『23エアリティ』が発売されました。そのコンセプトは、より『22イグジスト』に近付いています。
以前の私のブログの中で、『23エアリティ』と『22イグジスト』の比較検証をしました。
スペック的には、イグジストの方が少しだけ(10g程度)重く、エアリティの性能がイグジストに近くなってもダイワさんのフラッグシップモデルは、この『22イグジスト』ですので、当然として、最高峰で優れているわけです。
今回は、『22イグジスト』の凄さを細かく見ていきたいと思います(^^)
この記事の目次
22イグジストのデザインは実にシンプルです
18イグジストと比べると、『22イグジスト』はシルバーに統一されて、ボディにビスを表に出さない工夫がされて、曲線を基調とした実に流麗なデザインに変わりました。
実にシンプルで、一体成形の様なカッコいいスタイルです(^^)
22イグジストの最たる特徴は『エアドライブデザイン』です
『エアドライブデザイン』として、4つの部分が新設計されています。
①エアドライブ ベール
剛性と軽量化をもたらす中空パイプを採用し、強度を維持しながら小径化し、ラインがベールからラインローラーへとスムーズに流れる最適な角度と傾斜を付けて、トラブルレスを実現しています。
②エアドライブ スプール
不要な肉を削ぎ落として、徹底的に軽量化しています。スプールが軽くなることで、巻き出しの軽さが一段と向上しています。
③エアドライブ ローター
球状からそのまま切り出した様な形から、更に不要な肉を徹底的に削り落として剛性を維持しながら大幅な軽量化を実現しました。スプール同様に操作性、感度の向上に繋がる巻き出しの軽さが飛躍的に上がっています。
④エアドライブ シャフト
メインシャフトとピニオンを非接触構造とし、摩擦抵抗をゼロにすること、更にピニオンの両端をBBで支持して、入力されたパワーを最大限に回転力に繋げています。そしてメインシャフトを高精度カラーで支持することで、回転ノイズを徹底的に減らすことができています。
この『エアドライブ デザイン』は、23エアリティにも採用されています(^^)
22イグジストを実際に触ってみると感じることがあります
リールを巻いてみると、『エアドライブ ローター』の効果で、巻き出しが実に滑らかです(^^)間違いなく、軽さは向上しています。
そしてもう一つ、巻き心地が良くなったこととベール音(ベールを返す際にカチッと感覚と音が出る)とが合わさって、何か上質な質感に変わった気がします(^^)
私の所有しているダイワさんのリールは、21ルビアスエアリティですが、巻き比べると全く違います。ルビアスエアリティも好きなんですけど、イグジストの巻きは全然違う次元の滑らかさです(^^)
22イグジストに付属する新たなサービスがあります
22イグジストからダイワさんの手厚いサービスが付くみたいです(^^)
ダイワさんのアプリをインストールした後に、『MY DAIWA』の会員登録後に、イグジストに付属するアクセスコードとリール本体にあるシリアルナンバーを打ち込むことで、購入したイグジストを登録することができるみたいです。
登録することで受けることができるサービスが3つあります。
①EXIST担当マイスターによるリールカウンセリング
②年一回のオイルチェック無料サービス(クーポン発行後5年間)
③初回オーバーホール手数料無料サービス(クーポン発行後2年間)
確かに、この『22イグジスト』を手にしたことで得られる手厚いサービスだと思いますが、ひねくれた私はこのサービスがもしもなかったら、販売定価が安くなったのか?と思ってしまいました(^^;)
定価10万越えのリールの神髄は内部マグシールドにあり
2023年に発売された『22エアリティ』の性能が、22イグジストの機構を取り入れて、かなり良くなっていることを知りましたが、それでも定価価格差は4万位はあるわけで、その差は何かと言われたら、やはり、『マグシールド』があるかないか差と言わざるを得ないと思います。
①マグシールド
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで、海水や垢などの進入をシャットアウトする防水構造です。
②マグシールド ボールベアリング
ボールベアリングそのものをマグシールド化することで、ボールベアリング内部への水、異物の進入を抑えることで、ボールベアリング本来の軽く滑らかな性能を維持しながら、錆、潮ガミ、異音を大幅に解消することが可能になっています。
③マグシールド ラインローラー
ラインローラー部は、ラインが拾ってくる水や砂を直接ダイレクトに受けるパーツです。このラインローラーの防水性を高めることで、塩や遺物のかみこみが激減して、回転が良くなることで、糸ヨレの軽減効果も向上しています。
22イグジスト どの番手を使うか?
ここまで、『22イグジスト』の詳細を見てきて、実際問題として、どの番手を使うのがいいのか?と改めて、考えてしまいます(^^)
イグジストと聞いて、私は、剛性が高くて、耐久性も高くて、巻きも滑らかで、ドラグ性能も高いというイメージです。
私は、青物やシーバスなどの釣りをしませんので、この様なリールに対してもハードな釣りをする時に一番効果を感じれるのではないかと思います。
私の場合は、もしも使うのであれば、エギングで春シーズンですかね(^^) 大きなアオリイカを掛けた時に安心したやり取り、ドラグ性能にも安心して使うことができると思います(^^)
私の普段している釣り(投げ釣り、アジング、エギング等)では、2023年新発売された『23エアリティ』と購入する時には迷うことでしょう(^^)
いつかは、使いたいですね(^^)