アジングのロッドアクション(応用編)
- 2020-12-25
- 釣り
- アジングのロッドアクション
今回は、前回の『アジングの基礎知識、ロッドアクション』の続編で、応用編をお届けします。
この記事の目次
一つ目は、リトリーブです。
ロッドをぶれさせないで、角度を保ち、ゆっくりとリールを巻く、これが基本です。
リールを巻くスピードは、2秒で、1回転位でいいと思います。
前回のソアレカケガミを持参して、釣行した時の第一投で、10秒で食ってくるなんてこともありますが、そればかりでは釣れませんので、工夫がいります(^^)
エギングでは、エギをキャストして、まず、ボトムまで沈めますが、アジングでは、表層から、順々に下の層を探っていくのが、基本になります。
上図の様に、キャスト後、リトリーブして、アタリがないと、更に、キャストして、今度は、5秒ほど沈めて、リトリーブする。
それでも、アタリがないと、更に、キャストして、今度は、10秒ほど沈めて、リトリーブする。
この流れで、釣りを組み立てていきます(^^)
二つ目は、カーブフォールです。
キャスト後、ラインの弛みを巻いて、ラインを張った状態で、フォールさせます。
上図の様に、ワームは泳ぎながら沈んで、手前にゆっくりと進みます。
このカーブフォールは、アタリもわかりやすいです(^^)
三つ目は、ダートです。
ロッドを下に下げて、チョンチョンと上に軽く、振り上げます。
四つ目は、応用編の『リフト&フォール』です。
キャストして、ある程度のレンジ(層)まで沈める。
ラインを張って、チョンチョンとロッドアクションさせて、フォールさせる。
この流れで、いろいろなパターンで組み立てる。
リフトアップさせる幅、速さ、強さ、フォールさせる時間などを変えることで、アクションのバリエーションが増えます。
ワンパターンにならない様に、いろいろとやってみましょうー(^^)
五つ目は、ジグヘッドの重さについてです。
エギングでは、エギのサイズを変えて、釣りをします。
水深のあるポイントでは、重いディープタイプを使ったり、浅いポイントでは、軽いシャロータイプを使ったりします。
これは、深い場所では、重いエギ(沈下スピードが速い)を使うことで、ボトム(底)まで、エギがつく時間を短くすることができるからです。
逆に、浅い場所で、重いエギを使うと、すぐに底についてしまい、エギをイカにアピールする時間がなくなってしまいます。
アジングでのジグヘッドの重さも、同じ様に考えることで、いろいろな重さを使い分けることの大切さがわかってくると思います(^^)
上図は、2gと1gのジグヘッドを使った時のアジの反応の違いを示してます(^^)
2gのジグヘッドを見ているあじは、驚いています(^^)
なぜでしょうか?
それは、余りにも早く、ジグヘッドが沈んでしまうため、その動きに追いつけなくて、焦っているんです^^;
逆に、1gのジグヘッドを見ているアジは、沈むジグヘッドのスピードがちょうどよく、食べにいっているところなんです(^^)
考え方を総括しますと、表層でのアジの活性が高ければ、軽いジグヘッドを使って、どんどん釣ればいいと思います。
表層にアジがいなくて、割と水深のある場所で、アジのいるレンジ(層)を見つけないといけないなどの場合は、1.8gとか、2gのジグヘッドを使って、アジを見つけていけばいいと思います(^^)
アジングが苦手の私も、もっともっと、釣行して、経験を重ねて行きたいと思います。