【3月開幕】瀬戸内西部のカレイ釣り | MKフリースタイルチャンネル

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【3月開幕】瀬戸内西部のカレイ釣り

以前からお話してます通り、私の釣りの基本、基礎は『投げ釣り』から作られました。

幼稚園から小学校の低学年頃に当時仲の良かった友人とそのお父さんに連れられて、投げ釣りに出かけてました。これが、釣りのスタートだったと思います。

以前、このブログの中でご紹介したことのある釣場に毎週末、自転車でカレイ釣りに出かけていたことを今でもはっきりと覚えています(^^)

以前に全日本サーフ会員の釣り倶楽部に所属していた頃は年間を通して、大会行事がありましたので、中国地方を飛び回って、いろんなところに釣行してましたが、今では、3〜5月の花見カレイのシーズンだけ、ホームグランドの広島県江田島市をメインに投げ釣りを楽しんでいます。

ただ、昨年はいつも同行する友人も私も予定が合わなくて、釣行できませんでした。

今年こそは、『あのカレイの強烈な引き、締め込みを味わいたいなぁー』と考えているところです(^^)

コロナ禍で『投げ釣り』の環境が変わってしまいました

先日、かれこれ十数年以上のお付き合いの某魔界の店長とあれこれと話していますと、『投げ釣り』の環境が厳しくなっていることを聞きました。

虫餌の価格が高騰したこと

この頃よりも値段が上がっています

大物を釣るための餌である『コウジ、タイムシ』の入荷がほぼないこと

投げ釣り人口の更なる減少に歯止めがかからないこと

①の虫餌の価格が上がっていることは全く知りませんでした。私のカレイ釣りには、割と多めに『本虫と青虫』を購入して釣行していますので、これにはビックリしました。

②の餌は、最近は『真鯛と乗っ込み時期の大型カレイ』などを狙って釣行することがなくなっていますので、私自身はそこまでの影響は少ないですが、それでも悲しいことです。

③の『投げ釣り人口の減少』はずっと前から肌で感じてました。

先日もネットで、釣種ごとの釣具の売上データ表を見てましたら、投げ釣りのパーセントがかなり低くて、全体の2パーセント少ししかなかったのには、さすがに悲しくなりました。

『投げ釣り人口』の減少に伴って、各メーカーさんの投げ釣りに対する比重も当然落ちています。中々新製品も出ませんから寂しいです。

地球温暖化の影響なのか?カレイの釣れ始める時期にズレが生じています

中国地方のカレイは、10月の後半から『乗っ込みカレイ』で深場から産卵のために浅場にやってきますので、山口県の周防大島、岩国市の神代辺りで釣れ始めます。

40cmオーバーのマコガレイや50cmオーバーのイシガレイなど、夢が広がる大型に出会えることもあります(^^)

その後は産卵が終わって、深場に帰る個体とそのまま居着く個体に分かれます。

そして、我が広島県西部のカレイは3月に入ると産卵で痩せ細った個体が餌を荒食いして、大きく厚みのある個体に変わっていきます。これが『花見カレイ』と言われるカレイです(^^)

これが今までのカレイ釣りの釣期でしたが、最近はこの流れが変わってきています。

乗っ込みカレイ』が釣れないとか、時期が後ろにズレていたり、神代近辺でも釣果がないとか、また釣れる周期も狂ってきています。

この狂ってきた状況が何故なのか?その原因は何なのか?具体的な答えは出ていません。

海の中の状況が変わってきて、カレイが好む場所ではなくなっているのか?まだ解明されていません。

カレイが居着く場所にはある程度、釣れる要素があります

カレイが釣れる場所はある程度、共通した点があります。

基本は海底が砂地である

これは、基本的にカレイの餌となるイソメなどが砂地にいることがメインとなるため、それを捕食するカレイも集まりやすくなります。

牡蠣の加工場が近い

これは、牡蠣の加工によって海に流される牡蠣のエキスの混じった水がカレイを寄せる要因になることもあるとも言われています。

乗っ込み時期は漁港内の水深がある場所

これは、産卵後の弱った個体が穏やかな海底で体を休めながら潜んでいる場合が多々あります。

牡蠣の筏の下近辺

これは、カレイの好む餌(ゴカイ類の虫餌)などが筏の下近辺にあるなどで、カレイにとっては好条件になることが多々あります。

花見カレイの時期は割と浅い遠浅の様な砂地

私が花見カレイで釣行する場所は、基本的には割と水深が浅目で、干潮からの満ち上がりを狙って竿出しします。

ほぼ砂地で、所々にシモリ(障害物)がある感じで、フルキャストの遠投、中間距離、そして近投距離と投げ分けて、カレイのいる場所を探します。

狙い目となるポイントを少しご紹介します

基本的な港回りのポイントをご紹介します。

倉橋島では、桂が浜港、大迫港、須川港(今は大波止には入れません)

東能美島では、深江漁港(花見カレイの時期に数釣りできるタイミングあり)

西能美島では、三高港、内美能漁港、外美能漁港、鹿田港

江田島では、切串港、大須港、津久茂護岸(ここは船道までが近く、真鯛の有名ポイント)

投げ釣りの楽しさは何が釣れるかわからないことです

投げ釣りの魅力の一つに、例えば、カレイ狙いでも朝の夜明け前から竿出しをしますので、まだ暗い内に、アナゴが釣れたり、夜明け後のチャンスタイムに真鯛が釣れたり、チヌ(黒鯛)が釣れたり、アイナメが釣れたりとあっと驚くことも多々あります(^^)

カレイは釣れて、リールを巻いて来て、最後の辺りに強烈な抵抗を見せて砂に潜ろうとします(^^) あの引きはクセになりますよ

アイナメなどは掛ると、首を振りますので竿が大きく暴れることもあります。スリルを味わうこともできます(^^)

アイナメのアタリはこれまた強烈で、竿が飛んでいったりしますので、すぐに竿を手に取って、とにかくゴリ巻きして下さい(^^)

私も過去にはこの時期の花見カレイを狙って、70cmの真鯛を釣り上げたこともありました(^^)

見渡す大海原に向かって、投げ竿をフルキャストする(^^)

何とも言えない気持ち良さ、私もエギング、アジングなどのルアー釣りもしますが、ライトゲームの釣とは明らかに違う良さがそこには間違いなくあります(^^)

この気持ちを少しでもたくさんの人に味わって欲しいものです(^^)


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