2023年 『春イカ攻略』テーマは ズバリ3つだけ
2023年中国地方の春イカシーズンインに伴って、少し例年よりも傾向が変わって、4月半ば辺りでも、山口県の下関市は例年よりも大きいサイズの釣果がありましたが、私が気をつけて釣果の確認をしている山口県萩市では釣果が遅れていましたが、4月20日を過ぎた辺りから連日釣果が上がり始めてきました(^^)
実際のところ、私はまだ萩市方面に遠征するか?はたまた今回初めて出雲市方面に遠征するかを決めかねています^^;
どちらにしましても、GWを避けての遠征になると思いますので、しっかりと準備を整えたいと思います(^^)
そこで今回、テーマを3つ掲げて準備をしたいと思っています。
①シャローエリアのデイゲーム
②漁港・堤防の隠れた場所を克服する
③最後は地磯を攻める
この記事の目次
シャローエリアをデイゲームで攻める
過去に私が春イカを釣り上げた時の地合いは、ほぼ7〜8割が朝マズメから午前中、そしてそれ以外が夜中という割合になっています。
私自身、春イカは難しいと思っていて、実際にシャローエリアの藻場でたくさんの春イカを目の当たりにして、ほぼガン無視されたり、全く歯が立たなかったことが多々ありました。
釣り上げた時はほぼブラインドで見えていない状況での釣果でしたが、ナイトとデイを比べた時に私はデイの方がメリットがあると考えています。
それは視覚から得られる情報が多いからです。
まずは安全面ですね(^^) 目に見えているので、足元の確認ができていますし、波とかウネリが分かりやすいこともありますし(^^)
自分の立ち位置が見えていますので、キャストポイントも判断しやすいですし、集中して釣りがしやすいと思います(^^)
それから、潮の動き、ストラクチャー(シモリ、沈み藻、かけ上がりなど)の有無、潮目やベイトの有無などの水中の情報を認識しやすくなります(^^) これは大きいと思います。
今シーズンは、まずは見えている情報の中で、『潮の動き』に特に集中してやろうと思っています。
①微妙な潮のヨレ、潮だまりを攻める
目で見て、的確にキャストして攻めてみることが大事だと思います(^^) 変化のあるところには何かが起こる?ですかね(^^)
②狙い目の藻場の定説を知ろう
産卵を控えた春イカ攻略では藻場が狙い目というのはある意味で常識ですが、ここで大事なポイントがあります(^^)
それは、産卵初期はホンダワラがメインポイントで、産卵後期に入るとアマモがポイントという具合に狙い目が変わっていくということです(^^)
③シャローエリアで釣れるポイントの条件を知ろう
沖側にしっかりとカケ下がったディープエリアがあることと、岬絡みのワンドになっていることです。
まずは、Googleマップなどでシャローの藻場、隣接するディープエリア、潮通しのいい岬から続くワンドなど、この様な好条件が重なる場所のピックアップですね(^^)
④シャローエリアでのロッドワーク
私が思う春イカ狙いでのロッドワークで、一番大切なことは、エギをダートさせることよりも自分の狙ったコース、レンジにいかにエギを通すことができるかどうかだと思っています(^^)
海を見て、狙いを定めて、思うところに、いかに正確にエギをキャストできるかどうか(^^)
それができる様になれば、あとはエギを余り動かさず、止めて誘うですかね(^^)
DUELエビQを使いますかね(^^)
エビQの詳細は過去のブログ 見た目は強烈 もはやエギじゃなくてエビだね 『DUEL エビQ』をご参考下さい。
漁港・堤防の隠れた場所を克服する
漁港、堤防は基本的に穏やかでアクセスもいい場所なので、釣り人の出入りも多くて、その結果として、激戦区になります^^;
今回、隠れた場所としましたが、まずは基本的に考えないといけないことがあります。
これもまたGoogleマップと睨めっこして、漁港の規模とか堤防の配置とかミオ筋や沖のブレイクラインの地形やアオリイカの回遊ルートをしっかりと見極めることが重要になります。
そして、今回はその見極めた場所で、更なる沖のポイントを攻めるということにします(^^)
1mでも2mでもいい、とにかくより遠くにエギを投げること、できることならば、竿抜けポイントまでエギを通すことにこだわってみたいと思います(^^)
ここで活躍するのが、遠投性能に優れているこの2つのエギですかね(^^)
合言葉は『よく飛ぶエギでゆったりと攻める』
①セフィアクリンチロングアピールジェットブースト
詳細は過去のブログ 【新製品】セフィア クリンチロングアピール ジェットブースト このエギは春イカに向けての強力な武器になるをご参考下さい。
②エメラルダスフォールLCラトル
詳細は過去のブログ 【新製品】ぶっ飛び&安定フォール エメラルダスフォール LC ラトルをご参考下さい。
漁港で釣りをする場合、オススメのポイントが2つあります。
1.漁港の外向き
これはよく言われることで、潮通しがよく、回遊してくる個体の通り道で、潮に乗ってくるアオリイカは活性の高い可能性が高いので、高活性な個体と遭遇するチャンスも一番高いと思われるからです(^^)
地合いは、堤防と平行して潮が流れていれば、回遊を待って粘る価値があります(^^)
2.漁港内の静かな藻場
余り潮通しの悪い場所は良くないですが、穏やかな港内で水質もいい場所は狙い目になります。
アオリイカにとって、漁港は安全で過ごしやすいだけではなくて、エサになる小魚も多くいますので魅力のある場所になるわけです(^^)
ただ、人の出入りが多い場所になるとまた難しくなるかもしれませんね^^;
よく言われることに、水深がある漁港は、アオリイカのストック量が多いと思われます。
また漁港内にある、切れ藻や落ち葉などのゴミが溜まって水面が閉ざされている様な場所は、そのゴミの下に大型の個体がいることもあるので、チェックポイントになります(^^)
最後は 磯場を攻める
エギングのハイシーズンになると、足場が良くて実績のある港などには釣り人が多くなり、いつもどうしようか?と迷ってしまいますよね。
釣り人の考えることはみな同じで、『釣り人が少なくて釣れるポイントに行きたい』わけです(^^)
そんな希望をある程度叶えてくれるのが、地磯だと思います(^^)
地磯にはいろいろありまして、潮位によって入れる場所が限られたりすることもあります。
漁港などに比べて、人は少ないし、イカのストック量も多いわけで、更にポイント候補は無限にあります。
そわな魅力的な地磯ですが、決していいことばかりではありません。
それは、ゴツゴツした岩場で、しかもツルツル滑りやすいという最悪な足場があたり一面に広がっていますので、必ず、フェルトスパイクの磯靴を履くことは必須ですし、常に注意しないと大怪我をしてしまいます。
万が一転倒した時のために、ライフベスト、キャップ、そして岩場で手を切らないためにグローブを装備するといったことは必ず守らないといけません。
私は渡船で、例えば、沖堤防に渡るとか、沖磯に渡った経験がありません。
釣りに変なこだわりがあって、『釣りをするのはあくまでも陸っぱり』という想いが根本にあるみたいです(^^;;
今年からは、Googleマップをしっかりと確認して、陸続きのポイントを見つけて釣行してみようと思っています(^^)
磯場で狙うべきポイントとはどんなところか?
磯場のエギングでの魅力は、とにかく釣れる好条件が揃っているということです(^^)
一番は、足元から深い場所が多くて、遠投しなくても、イカの回遊するルートやカケアガリをダイレクトに狙えるという点です。
堤防横に隣接する磯だと、ちょっと足を伸ばすだけで、堤防に回遊してくる前のフラッシュなイカを狙うことができます(^^)
あと、大潮の干潮時に岬先端が現れる様な足場のポイントは特にオススメになります(^^)
つまり、普段は岸からは届かない竿抜けポイントの深場を攻略できるわけです(^^)
あとは、上図の様に横にワンドがある様な磯だと、沖側には流れのヨレができますので、イカが溜まることが多々あります(^^)
さーGoogleマップと睨めっこしましょう(^^)