エンジョイ アジング アジは向かい風が釣れる
釣りをする時に『風』は大敵ですよね^^;
風にもいろいろありまして、横風、追い風、向かい風と、それぞれの風にも特徴があって、釣りの種類にとっては致命的になることも多いですよね。
例えば、私もしますが、PEラインを使うエギング、投げ釣りなどはまず投げにくくなりますし、釣りにくくなることこの上ないです(・・;)
PEラインは風が強いとあおられて空中に舞い上がってしまいますので、釣りにならなくなる場面が多くなっていまいます。
風が強い時、みなさんはどうされますか?
普通は、釣りやすい風裏のポイントを探しますよね(^^)
アジングを考えた時はどうでしょうか?
実際は風が吹かない日の方が少ないので、これを嫌がってたらいけませんよね^^;
アジングでは、PEラインも使いますが今の主流となっている『エステルライン』がありますので、風があってもある程度は対応できます(^^)
では、向かい風でのアジングをシュミレーションしてみましょう(^^)
この記事の目次
向かい風はむしろ狙い目です
釣り人は風を嫌いますが、この風によって、アジが高活性になることが多いんです(^^)
それは一体、どういうことでしょうか?
具体的には、向かい風はアジのエサとなるプランクトン類を釣り人の足元まで運んでくれるんです(^^)
同時にこの運ばれたプランクトンを狙ったアジも集まるために、あまり遠投しなくても十分に釣りになるんです。
まず、使うラインは、エステルライン一択です(^^)
向かい風が釣れると言っても、ある程度のタックル選択は必要になります。その中でもラインは重要で、なぜエステルラインがいいかといいますと…
エステルラインは、比重が高くて細く、そして伸びが少なくて、水に馴染み、風の影響を最小限にしつつ、多少の糸ふけ(弛み)があってもアタリが取れるという特徴があるからです。
赤矢印の方向から風が吹き、エサが流されてきますので、ピンクで囲ったところにアジが溜まりますので、足元が狙い目になるわけです(^^)
竿下で、ジグヘッドを吊り下げているだけで釣れることもあります(^^)
逆に、追い風は釣りやすい反面、エサを沖に運んでしまうためにアジもそれに合わせて沖に行ってしまうので、釣るポイントが遠くなってしまいます^^; こうなるとキャストしても届かないとか、探る範囲も広がったりと中々難しい釣りになってしまうわけです。
向かい風の時のロッド操作にはコツがあります
アジングにおいて、向かい風が有利になることがあることはわかりましたが、しかし実際のところはそう簡単にはいかないのが現実です^^;
向かい風の時のアジングを展開する上での大事なコツを2つお伝えしますと…
①小さなアタリを感じ取れるロッドを使うこと
②向かい風の時のルアーウエイトの選択が重要
①は、ただでさえ小さなアジのアタリを向かい風の中で捉えるには、やはり高感度なソリッドティップを持つロッドを使う方が有利にアジングを展開することができるわけで、これに風の影響を受けにくい細めのエステルラインでシステムを組めば、強風の中でもアタリは伝わってきます(^^)
②は、普通は風が強いとジグヘッドを重くすればいいと考えるところですが、それは追い風や横風の場合なんです。
向かい風の場合は少し違ってきます。
向かい風の場合、ラインが風で押されるために、実は通常よりもジグヘッドが沈みやすくなります。
従って、かなりの風があっても1g以下の軽いジグヘッドを使っても問題ないわけです(^^) 水中で、リグを安定させるためにある程度、ジグヘッドもワームもボリュームがあるものを選ぶのもいいと思います。
向かい風でのルアー操作はかなり重要になります
①レンジキープすることに重きを置いて、ジグヘッドの重さを決める
たくさんのプロの方の釣り映像を見ていても、風が強いからといって、極端に重いジグヘッドを使われていません。
釣り人が釣りやすい状況を作るためではなくて、あくまでもアジを釣るのが目的なので、ここで一番大事なことが、アジはリグのフォールスピードにかなり敏感だということです。
釣り人は風が強いとリグを安定させるために重いリグを使いがちですが、重いリグを使うと当然にフォールスピードは早くなりますし、そうなりますとアタリは必然的に少なくなります。
一般的にはアジングの場合は、フォールはゆっくりの方が反応がいいんです(^^)
②向かい風で釣りをする場合、真正面から風を受ける立ち位置をとること
立ち位置が決まると、リグをキャストする。向かい風がエサを足元に寄せてくれるのであまり遠投する必要もありません。
向かい風攻略のロッドの基本操作はこれだけです
では、向かい風時の具体的なロッド操作ですが…
①向かい風を真正面から受ける立ち位置に立つ
②風向きに対して真っ直ぐに低い弾道でリグをキャスト
③キャスト後にリグが着水後、ロッドティップを海面に近づけて風の影響を抑えながらフォールさせる
ここで注意が必要なことがあります。
ラインが風に押されてリグが引っ張られて早く沈みますので、風の強さによってはうっかりすると根掛かりすることがあります。
④リグをフォールさせながら、狙いのレンジまで潮に馴染ませながら、持っていく。徐々に手前に寄ってくるリグを竿下に吊り下げながらアタリを待つイメージで操作する感じで操作する。
⑤探るレンジは、夜だと表層から5カウント刻みで下へ、昼までと逆で、ボトムから徐々に上へという順序になります。
追い風でのアジング時のラインテンションの保ち方のコツは何か?
向かい風でのアジングでは、ラインを張り気味にして、アタリを取っていくことが鉄則になります。
基本はロッドを通常通り立てて操作をしますが、ラインが風で弧を描く様に煽られますのでリグが持ち上げられて、レンジキープが難しくなりますので、吹いている風の強さに応じて、ロッドの位置の上下を調整しましょう。
風が強く吹いてリグが持ち上げられそうになったら、ロッドを下げて風の抵抗を防ぐ様にしめしょう。
使うエステルラインは伸びがほとんどないので風で弧を描いた状態でもアタリは十分に伝わってきます(^^)
『向かい風は高活性なアジを連れてきます』
みなさん、共にがんばりましょう(^^)