
【プロから学ぶ秋エギング】絶対釣れるエギング術を取り入れてみませんか?
待望の秋イカシーズンに突入して、みなさんも日々奮闘して、アオリイカと戦っておられると思います(^^)
ここで、自分の釣り方を客観的に見つめてみて、より釣果を上げるために、プロの方がされていること、着眼点などを参考にさせて頂こうと思います(^^)

イカへのアプローチの中で、アオリイカの反応が悪くなる時があると思います。私の何度も経験しています。
この反応が悪くなってしまう理由、そうなった時にどうしたらいいのか?その対処の方法などを学んでいきます(^^)
この記事の目次
秋イカシーズンの一般的なアプローチは、活性の高いイカを狙っていくこと
秋イカシーズンに高釣果を上げていくには、とにかく足で稼いでいくと、よく言われます。
このことは、とにかく高活性のイカを狙って、どんどんランガンして釣っていくことで、数釣りが可能となるということです(^^)
釣り方的には、アピール力の高いエギ(カラーが派手目、ラトルなどの機能を持ったもの、最近流行りの光を使って視覚的にアピールするものなど)を使って、それに反応するイカを探しながら、釣り歩いて釣っていくスタイルです。
ランガンしている中で、イカの反応が悪くなる場面によく遭遇します
ランガンしながら、活性の高いイカを次々に釣ることができればいいのですが、中々そうはいかないですよね^^;
イカの反応が悪くなる理由は?
イカは釣られるとスミを吐きます。すると周りにいるイカへの警戒信号になるので、釣れば釣るほど、イカはスレてしまいます。
スレ以外にもアオリイカの反応が悪くなることがあります。
それは、アオリイカをエサとする対象魚である青物とか真鯛の回遊です。
アオリイカのエサはイワシ、キビナゴ、子アジなどですが、青物や真鯛からすると秋のアオリイカは恰好なエサになるわけです。
青物とか真鯛が回遊している時に、ウロウロしていたら、食べられてしまうわけです。こんな時には、エギへの反応は鈍くなるわけです。
アオリイカの反応が悪くなる要因がもう一つあります。
それは『ウネリ』です。いわゆる波が高い状態は反応が極端に悪くなると言われています。
おそらく考えられる要因は、ウネリの波で、エギのフォール姿勢が安定しないとか、不自然なエギの動きなどにはイカが警戒するなどは、サイトで釣られたことのある方はおわかり頂けると思います(^^)
ウネリが酷い場合などは、移動した方がいいかと思います。
イカの反応が悪くなった時の対処法は?
釣場のポイントに入って、自分一人で貸切状態で釣りができるなんてことは最近の釣り人口増加に伴い、中々ありませんよね(^^)
まずは、高活性なイカがいるかどうか、そしてなるべく、イカに変なプレッシャーをかけて必要以上にスレさせることがない様に釣りをスタートさせるに越したことはないですよね(^^)
そのためにはこのブログでも何度もお話ししてきました通り、手前から順々に釣りをしていくことが大事です。
釣れた時にイカが吐いたスミが他のイカに影響を及ぼさない様に手前から釣りをして、アタリがなくなったら少しずつ沖側を攻めていきましょう(^^)
では具体的なアプローチを考えてみましょう。
①まずは中層から上の層で、高活性なイカがいないかを探ります。
②反応がなかったら、思いきってボトム付近を攻めてみましょう。
③手前から順々に探ってアタリがなければ、沖に遠投して足元に寄せる方法に切り替えましょう。

秋のシーズンのアオリイカは新子から成長している段階でとても好奇心が旺盛で、エギのダートの動き、エギの早い動きにも反応してきますので、ダート、ジャークで寄せてフォールで抱かすというのが基本になります。また、中層でステイさせることも時には有効なことがあります(^^)
究極に反応が渋い、反応がない時のアプローチは?
秋シーズンの後半にイカもサイズがかなり大きくなって、個体数も減ってきて、警戒心が高くなっている状態に似ていると思いますが、徐々にエギの早い動きにも反応しなくなってきます。
つまり、エギを積極的に追いかけて食うということをしずらくなっているわけです。
アオリイカの特性通りで、イカは基本的にエサとなる対象を追いかけ回して食うわけではなくて、障害物などに身を隠して目の前を通るエサを捕まえて食うわけです(^^)
つまり、隠れることができる場所、つまり、ボトム(底付近)なわけです。
攻める場所をボトムに切り替えましょう
春イカの時の攻め方と同じ様に、ボトム付近をなるべく、エギの移動距離を少なくして、底付近をやや控え目なダートをさせたり、場合によっては海底でステイさせることも有効でしょう(^^)ゆったりとしたジャークも効果的だと思います。
沖から手前までをしっかりと攻めてきますので、最後まで丁寧に足元付近まで探ることがかなり重要になります。
手前の水深が浅ければ目視できますが、水深があれば目視できませんので、最後の最後に食ってくるということもありますので、丁寧に足下まで探ることが大事になるわけです(^^)
海藻のある場所は秋イカの狙い目ですので探ることが多いと思います。その時に、エギに藻が引っかかることがあると思います。この藻は丁寧に取り除かないとイカがエギを抱いてこないので注意が必要です(^^)

エギのタイプとカラーを使い分けて、釣果アップを目指せ
前述の様に様々な理由でアオリイカのエギへの反応が鈍くなることはありますが、アプローチの仕方やエギのローテーションなどで打開できる場合もあります(^^)
たくさんのエギンガーがいるなどの人的なプレッシャーやスミを吐かれてスレた状況に対応するには、エギのカラーをアピール系(派手目なカラー)からナチュラル系(どちらかと言えば地味なカラー)へのエギのローテーションで対応が可能になります(^^)
日中の釣りの場合は、まずは自分が確認しやすい、視認性の高いオレンジ、ピンクなどのカラーから始めて、イカの反応を見ながら地味なブラウンなどのナチュラル系へのローテーションが有効だと思います。
カラーもそうですが、音がするラトルなどのアピール力に優れているエギからスタートさせて高活性なイカを取っていき、反応を見ながらアピール力を落としていくのがセオリーだと思います(^^)
以前にこのブログで、エギのカラーに関しての記事を書いています。是非参考にしてみて下さい(^^)

『秋イカドリフト』を身につけましょう
エギングでの『ドリフト』は、まさに読んで字の如く、潮の流れにエギを乗せてイカを誘って抱かせる(^^)

①流れを見つける
流れが発生する条件があるポイントはいろいろとあります。
地形的に潮通しがいいところ、漁港の先端とか、水道とか、または目視で潮の流れを確認できる場所などがあります。
ランガンで釣り歩いている時に流れを感じたらその時に試してみるといいと思います(^^)
慣れるまでは、例えば比較的に緩やかな流れの場所からトライしてみるとかがいいかもしれませんね(^^)
あと、私の干満でも流れは発生しますので、潮が大きく動く潮周りを選んで釣行してみるのもいいと思います。
②流れに対してのアプローチ
潮の流れは刻一刻と変化します。左右に流れる潮、払い出す潮、当て潮など様々です。
まずは自分の立ち位置から海面の潮を観察して海の状況を把握することが最も重要になります。
キャストに関しては、例えば左から右に流れる潮であれば、潮上である立ち位置より左側にキャストします。
ドリフトでも探り方は同じ考え方で、立ち位置から、まずは手前から探り、徐々に沖側にシフトして探っていきましょう(^^)
キャスト後はエギをある程度のレンジまで沈めて、コントロールしながら流していきます。あまりボトムを意識しなくてもいいと思います。慣れたら様々な層を流せる様になると思います(^^)
③ポイント選び
ドリフトするためだけにポイントを選ぶのは難しいと思いますので、ランガンしている中で、潮の流れを確認できた時に、『ドリフト』を使って探ればいいと思います(^^)
④『ドリフト』に大きなアクションは不要?
エギングでのドリフトは、激しいアクションでイカを誘うのではなくて、潮にエギをなじませながらフォールさせて、通したいレンジ(層)をしっかりとキープするイメージでエギを流してくることが1番重要になります(^^)
流れの中に潜むアオリイカは捕食を意識した高活性な個体が多いので、流していたエギが潮のヨレなどに入るとエギをひったくったり、抑え込む様なアタリが出ますので、大きなロッドアクションは不要なんです(^^)
このドリフトの釣りは、2通りあります。
①左右に流れる潮に乗せる釣り
②払い出す潮に乗せて沖へとエギを送り込む釣り

その時その時での海の状況、ポイントごとでの潮の状況などを見極めて、臨機応変にアタックしてみて下さい(^^)
私も頑張ります(^^) 共にチャレンジしましょう!