【夏アジング】数釣りを可能とするパターンを掴め!
夏から秋にかけてのこの時期は、アジの行動も活発で釣りやすい状況ではあります。
ですが、釣果を大きく分けてしまう『釣れるパターン』というのがあるのも確かです。
このパターンを見極めることが非常に大切にねります(^^)
ポイントは大きく分けて、3つあります。
①アジの居場所を探す
②ベイトパターンを考察する
③砂地を探る
一般的にアジは群れで行動する魚です。日中は沖の岩礁とか深場のボトム付近に群れでいますが、時期とかエリアによっては、日中でも港内とかで活発にエサを捕食する群れがいたりします。
こうなれば、日中でもアジングが成立するので是非とも狙ってみたいですよね(^^)
しかし、デイゲームはナイトゲームと違って、アジが足を止める常夜灯などの効果がないので、釣果にムラが出やすいことは頭に置いておきましょう。
そういう日中は、目ぼしいポイントをランガンして、テンポ良く移動しながらの速い釣りで狙うのがいいと思います。
ランガンについては過去のブログ プロから学ぶアジング!今回は『ランガン』の中で詳しく紹介していますので、是非とも参考にしてみて下さい。
この記事の目次
アジの居場所を探す
アジングが成立するポイントとは、どんなところでしょうか?
それは、地形の変化があって、特に浅場と深場が隣り合っている場所が最もいいと言われています(^^)
具体的には、水深のある港内とかです。
暗い時間帯は浅場で捕食していたアジが明るくなると共に身を隠すことができる深場へと移動する様な場所です。フェリーなどの発着場とかもそれに当たると思います。
次に考えないといけないことが、潮位です。
このことは、昼夜問わず、潮の変化がしっかりとできるタイミングが狙い目になるからです。
どの釣りにも共通することかもしれませんが、潮の動きはアジの活性を大きく左右します。
潮の動かないタイミングは釣れない可能性が高くなります。
次に、ポイントについてです。
このことは過去のブログでも何回もお話したと思いますが、潮の流れるタイミングで潮の変化の出る場所『潮のヨレ』にアジが着くことがあります。
このヨレには、ベイトが溜まりやすいとか、アジの釣れる条件も多く揃うことが多々あります。
このベイトの存在が重要で、全国どこでもアジの釣れると言われるポイントは、共通して、このベイトが多く確認されます。
ベイトを意識したアジは日中でもいい反応を見せてくれるので、積極的に狙ってみることはいいことだと思います(^^)
ベイトパターンを考察する
その時々にアジが何を捕食しているかを把握することが、『ベイトパターンを考察する』ことになります。
これまで何回もブログで紹介してきましたことですけど、すごく重要なことだと思います。
アジが何を食べているかを知れば、自ずとその対策が可能になるからです(^^)
探る場所、アジを誘うロッドアクション、ワームの種類(大きさの大小、形状など)などを決めて攻めることができるわけです。
①プランクトンパターン
プランクトンは自ら泳ぐことはなく、潮の流れ、風の流れなどで海を漂いながら移動します。夜の常夜灯などに集まってきます。
このプランクトンを捕食するパターンを『プランクトンパターン』と言います。
このプランクトンパターンに関しましては過去のブログ 【アジング】初心者必見!プランクトンパターンを極めようの中で詳しくご紹介しております。参考にしてみて下さい(^^)
②ベイト(魚系)パターン
この季節はアジの大好物のイワシ、キビナゴ、子イカなどがたくさん漁港、沿岸部、河口周りに寄ってきます。プランクトンもベイトも港内に入ってきますし、プランクトンたちが常夜灯周りに集まるとそれを捕食しようとベイト(子魚)たちも集まって、それらをまとめて、アジが捕食しようと集まるということになるわけです(^^)
③砂地を探る
アジが砂地を好むのには理由があります。
それはアジが好む砂地には、多毛類と呼ばれるゴカイ類がたくさん生息しているんです。
実は、このゴカイ類もアジの大好物なんです(^^)
このパターンの場合、ゴカイ類はボトムの砂地にいますので、狙う場合はボトム狙いで、ワームも少し長いものをチョイスすることが確率を上げることになるでしょう(^^)
デイアジングで数釣りを可能とするポイントはどこ?
日中のアジは、港内の角、船のシェード、あと水深のある港内であれば、ボトム近辺に身を隠すことができる様な場所に潜んでいることが多くなります。
港内ではなくても、ストラクチャー(障害物)があれば、その付近は当然狙い目になりますので、しっかりと探りましょう(^^)
ナイトアジングでの数釣り攻略のポイントは何?
①プランクトンを捕食しているタイミング
表層を意識して攻めてみましょう(^^) そのためには、1g以下の軽いジグヘッドを使わないといけない場面が多くなると思います。
そこで必要になるのが、軽いジグヘッドをキャストできるロッドになります。
私は今、シマノさんのソアレXR 54SUL-Sをその場面に充てています。
リールの方も最近は素晴らしいものが発売されていて、シマノさんのソアレXR500SPGなどはスプール系も小さいので、キャスト時にもいいと思います(^^)
②ベイト(魚系)を捕食しているタイミング
ナイトの常夜灯周りにはアミ、プランクトンが集まり、それを捕食するためにアジよりも小さい魚系のベイトが集まります。
実際に釣行していると、プランクトンを食べていたアジが急にこのベイトを捕食し始めることもあると思います。
そうなると、ジグヘッドの重さ、更にはワームもベイトのサイズに合ったものを使う必要が出てきます。
状況に応じていろいろなことをしながら、アジを攻略するのが楽しいんですよね(^^)
ワームもいろいろなメーカーさんから様々なタイプのものが発売されていますので、みなさんでチョイスされて、アジングを楽しんで下さい(^^)