秋エギング攻略講座 秋イカの探し方と狙い方
9月に入りまして、我が広島でも新子のイカたちの姿が見え始めました(^^)
まだまだ小さいですが、この時期はすぐに大きくなりますので、改めて『秋エギング』の復習をしておこうと思います。
この時期は何と言ってもアオリイカの数釣りが楽しめるハイシーズンであること、初心者の方も始めるにはもってこいの季節でもありますよね(^^)
ですが、この秋イカを誰よりも多く釣り上げるためのテクニックというか、狙い方があることも事実です(^^)
普段通い慣れているポイントでも毎年その状況は変わってくることがあります。
一年ぶりに秋イカポイントに入ってみると、去年までは多くあった藻場、アマモがなくなっているとか、小さい沖堤防ができて潮の流れが変わってしまったなどもあります。
ここでは、そういう通い慣れたポイントではなくて、客観的に『秋エギング』をする時にどんなことを頭に入れておけばいいかなどを列挙してみたいと思います(^^)
この記事の目次
秋は子イカの数釣りがメインであることをまずは頭に入れておく
毎年、海の状況は違っていて、例えば、例年に比べて激しい水温低下がなくて、親イカの産卵時期が早くなれば、当然に新子のイカが生まれる時期も早くなります。
釣場に着いてエギを投げて探っていると、子イカのサイズを確認してみれば、その状況はある程度はわかりますし、子イカの数を見ることでその年が当たり年かどうかもわかります(^^)
秋は春に生まれた個体が成長して、コロッケサイズとかトンカツサイズと呼ばれる100〜300gが数釣りが楽しめます。
まだ、釣場にいるイカが2.5号のエギよりも小さいことも多々あると思いますが、1週間もすれば、一回り二回りと大きくなりますので、余りにも小さいサイズも乱獲はやめて、少し待ってみましょう(^^)
時に大型が混じることもありますので、油断大敵です
新子サイズの数釣りがメインになる秋エギングなんですけど、油断してはいけません(^^)
地域やポイント、その年の状況などで産卵時期の遅い親イカがいることもあって、キロオーバーの大型が混じることがあります。
実際に私も過去に9月後半から10月初旬にキロオーバーを釣り上げたことが何度もあります(^^) そんな場面に遭遇しますと流石に痺れるますよ(^^)
エギングを始めるには最適な時期です
シーズン当初は、メインのターゲットとなる新子サイズのイカたちは警戒心が薄くてスレていない個体が多いために釣りやすいシーズンです(^^)
よく言われることですが、エギングを始めた当初は、イカのアタリがわかりづらい等がありますが、新子サイズは群れでいることが多いので、エギを抱いて持っていくので、ラインを引っ張られる明確なアタリが出やすいので、アタリの取り方を覚えることができます(^^)
そして、昼間での釣りだと、見えイカがエギを抱く瞬間を見ることもできますので、エギをどの様に動かしたらいいか?とか、どんなアクションに反応がいいか?とか、どのタイミングでエギを抱くかなどを確認することができます(^^)
エギングでの釣れる喜びをたくさん味わうことができる『秋エギング』は、エギング初心者の方もお子さんも女性の方にもお勧めのシーズンです(^^)
秋イカを探して、どこに行けばいいでしょうか?
①シャローエリア(浅場)
アオリイカの特徴的には、小魚などのエサが豊富な潮通しのいい堤防などを好むことが多いんです(^^)
小イカたちは親イカと違って遊泳力も弱いですので、シャローエリア(浅場)を捕食の場所にすることが多いです。
特に身を隠せるストラクチャー(障害物)があるポイントは鉄板となりますので、漁港などの湾奥などは狙い目になります(^^)
②テトラ帯
堤防にはお馴染みのテトラポット。秋は他の魚も活性が上がってイメますので、子イカたちは大型魚に食べられないためにストラクチャー(障害物)に身を隠すことが多くなります。
子イカたちが隠れやすいテトラ帯とか藻場は好ポイントになりますので、堤防に着いたら、まずは狙ってみたいですね(^^)
秋エギングは昼と夜だとどちらがいい?
秋エギングシーズンの初期から中期位までは、私は昼間の方がいいと考えています(^^)
その理由は、子イカたちは好奇心が旺盛で警戒心が薄いために積極的にエギにアタックしてきます(^^)
昼間のエギングの魅力はとにかく見える、サイトフィッシングができるということです。
普段のエギングでは見えないエギを操作してイカを抱かせるとか、目の前でイカの反応を見ながら、エギのどんな動きに反応するか?などを確認しながら釣ることができます(^^)
更に昼間なら、ストラクチャー(障害物)、海中の藻場やロープなどの側をエギを通しながら、隠れているイカがいるか等を確認しながら釣ることもできるわけです。
秋エギングシーズン初期から中期まではこの方法が通用することが多々あります(^^)
そして、この後シーズンも中期から後期になってくると、イカも段々とサイズが大きくなって、頭も良くなってきますので、当然スレテきますので、釣ることも容易ではなくなってきますし、数も少なくなってきます。
この時期になってきますと、昼間よりも夜間の釣りの方が良くなってきます。
何故かと言いますと‥
暗くなると意識的にも警戒心が薄れてきたり、活発に捕食行動を開始したりします。
夜間には常夜灯周りなどを狙うと、居場所が絞りやすいなどもあります(^^)
秋イカ攻略のテクニックとは何か?
秋のシーズンのターゲットのメインが新子のイカたちで、非常に好奇心旺盛で積極的にエギにも反応してきますので、私はエギの動きもキビキビとした動きがいいと考えています。
ボトム付近から大きくシャクってエギを跳ね上げる動き、そして左右にダートさせる動き(ダートはボトム付近、中層、表層それぞれでも効果的)この動きを基本として、いろいろな動きの組み合わせをしてイカを誘っていきます(^^)
ここで使うロッドのスペックも大事になると思っています。
私の秋シーズンのロッドのパイロットは、86MLという調子のロッドです。
縦への跳ね上げのためにはある程度、ロッドを上にシャクッた時の高さが欲しいんです。私は余り背が高くない(172cm位)ので、86というレングスが非常に都合がいいんです(^^)
それから左右のダートをさせる時には、MLという調子が非常にやりやすいんです。
少しラインスラッグ(ラインの弛み)を残しながら、左右幅の広いダートが可能になります。
また、足場の低い場所では最近流行りのショートロッドでもいいと思います(^^)
私の秋シーズンのメインロッドは、シマノさんのセフィアCI4 S86MLです。これは旧タイプですので、現行モデルだと、セフィアXR S86MLになります。
その他、細かいロッド操作などは過去のブログ 爆釣!秋エギングの攻め方!の中でご紹介してますので、ご参考下さい(^^)
最後がエギの選択です
最近のメーカーさんは、エギのテーマを光、特に紫外線を積極的に使って、イカにアピールする商品がたくさん発売されています。
私はどちらかと言えば、古いタイプの人間ですので(^^;)中々新しいエギでの釣果がそこまで良くないという現実がありまして‥
私の狙い方と言いますか、エギのカラーの選び方の基本がありまして、エギの下地の色、背中の色を別々に考えて、イカの反応によってエギのカラーを変えています。
まずは、イカの反応がいい下地のカラーがあれば、そこは変えずに背中の色を変えていきます。その中で一番反応のいい背中の色が正解と考えます(^^)
ですので、毎回の釣行ではその色の組み合わせでイカの反応を見ながら、イカにエギを抱かせるという作業をします。
まーでも最新のエギは釣れると思いますよ(^^;) 私が釣れないだけかもしれませんが‥。
私が尊敬しているプロアングラーの方の考え方を過去のブログ (エギング)エギのカラーと選び方の基本的な考え方!の中でご紹介していますので、もしよろしければ、参考にしてみて下さい(^^)
今年は何とか、購入している最新のエギでも釣果を上げたいものです(^^;)