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【春イカ攻略】春イカが釣れない原因を考えよう!

ここ2年位のコロナ禍で、以前にも増して、アウトドアの人気に火が付きまして、それに比例して『釣り』をする人も凄まじい数で増えています。

最近ではライトゲームと呼ばれる手軽なタックルで遊ぶことができる『アジング』『メバリング』も凄い人気です。

その中でも『エギング』は、もう何十年も続く大人気な釣りです(^^)

食べても美味しいアオリイカ、一度あの引きを味わってしまうともう2度とエギングを止めるなんて不可能と言われています(^^) つまり、エギング中毒になってしまうわけです(^^)

そんなアオリイカですが、段々と釣れにくくなっていると言われています。

エギング人口が増えて、中々思う様に入りたいポイントに入れないとか、その原因はいろいろとあるとは思いますが、ここで『春イカ』について、その原因を考えてみませんか?

なぜ、『春イカ』が釣れないのか?

『春イカ』が釣れない理由①

春イカが釣れない大きな理由は、アオリイカの生態を知らないからかもしれません。

大きく見てみると、春イカは産卵のために大型化して浅場に接岸してきます。つまり、小型が少なく数も少ないわけです。

ということは、秋の数釣りができるシーズンと違い、簡単に釣れる確率も下がります。

更に、「プレッシャー」がかかっているんです。

そもそもアオリイカは、私たちが想像している以上に目がいいんです。視力0.6位はあると言われていますし、大型アオリイカともなれば、頭もいいですので、釣場に着いていきなり水際に立ったりしたら、その人影を見て驚いて、遠くに離れたり、深場に沈んで身を潜めて警戒してしまうでしょう。

このプレッシャーのかかったアオリイカはとにかく警戒心が強いですので、この状況ではイカの側にエギを通してもエギを抱いてくる可能性は限りなく低くなるでしょう。

釣場に着いたら、まずはすぐに水際まで行かずに少し遠目からアプローチするのがいいと思います。

このことは、エギングに限らず、全ての釣りに共通することだと思いますけど^^;

『春イカ』が釣れない理由②

先程の生態にも共通することですが、シャクる前に、春イカの居場所、産卵場などを的確に探し出せるスキルを身に付けることが大事だと思います

例えば、アオリイカではなくて、コウイカばかりが釣れる時は、これもアオリイカの釣れない理由になります。

コウイカは基本的に砂地に潜って生活してますので、つまりはその場所は砂地なわけです。

一方で、アオリイカは砂地ではなくて、藻場にいることが多いので、狙う場所を変えたり、明るい内に海藻が生い茂っている場所を把握しておくことが重要になるわけです。

それから、最近話題になることが多い、サーフでのエギングですが、サーフでも藻とか根があるポイントは狙えます。

私も過去1番大きいアオリイカを釣り上げたのも実は、サーフの根がある側で、しかも一投目に釣れました(^^)

それから、大事なことが水温です。水温が高ければ割と浅場にいて、低ければ活性が下がって、深場でじっとしていることが多いんです。

『春イカ』が釣れない理由③

次にアオリイカが釣れない理由として挙げられるのは、ズバリ、エギの動かし方です。

前述の生態とも関係しますが、秋シーズンの好奇心旺盛な新子などには、どちらかと言えば、キビキビ動かす速い動きの方が積極的にスイッチが入って、エギを抱いてくるということもありますが、春イカシーズンの大型アオリイカは警戒心も強く、ボトム(底付近)にいて、目の前を通る獲物を身を潜めて狙うことが多いですので、キビキビした動きは逆に反応が悪くなります。

よく言われることですが、移動距離の大きいジャークやシャクリではなくて、上方向の動きでできるだけ移動距離の少ない、『沖のボトムでネチネチと』というイメージの方がいいのだと思います(^^)

ここで、ロッドアクションを3つご紹介します。

スラックジャーク

このアクションはみなさんもご存じだと思います。スラック(糸フケ)を残したまま、大きくシャくることで、移動距離の少ない不規則にエギを動かすことができます。ボトム付近をネチネチと探ることに適しています。

私はどちらかといえば、苦手です^^;

横方向の連続的なシャクリ

このアクションは私が多用してしまうアクションです^^;

上図では糸フケを出さずに行う様になっていますが、あえて糸フケを残してアクションさせると、エギは横幅を大きくゆっくりと左右に動きますので、使い分けてみるのもいいと思います。水深の浅いシャローだと、糸フケを残す方がいいと思います(^^)

縦方向の連続シャクリ

このアクションは、糸フケを出さずに数回鋭くシャくることで、エギを上方向にダートさせることができます。

以上の3つのロッドアクションはいずれも、アクション後のフォールが大事になります。しっかりとした間、イカがエギを抱く時間を長く取ることが大事です(^^)

私もほんとうによくやりますが、アクションさせ過ぎて、イカがエギを抱く間がない、負のスパイラルに陥りますので、お気をつけ下さい(^^)

『春イカ』が釣れない理由④

同じエギばかりを使ってしまうことです。

私も以前は、ほんとうによく釣れるエギがありました(^^) 今はもう廃盤になりましたが、ほぼどのエリアでも釣れていましたので、そればかり使っておりました。

さすがに今はそんなことはないですが、カラーのローテーションも考えるようになりました。

エギの下地の色と背中の色の組み合わせで、釣れた時は、下地と背中のどちらに反応したかを確かめるために、釣れたカラーの下地を同じにして背中の色を変えてみたりとか、背中の色を釣れたカラーと同じにして下地を変えてみたりとか、少し考えてやってます(^^)

昔のなごりで、古いエギが好きで、ついつい古いのを使いがちですが、最近は新しいエギも買って試しています。

過去のブログ (エギング)エギのカラーと選び方の基本的な考え方!の中で、私が思うエギのカラーの選び方をご紹介しております。ご参考になれば、幸いです(^^)

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